2017/03/03
通信料削減・秒課金サービス
法人の固定電話料金、コスト削減方法
メールやSNSが発達しても、やはり直接会話をすることが重要なビジネスのシーンでは、どの法人でも電話が大活躍し、それにより電話代も高額になってきます。
この固定電話の費用を効率的に削減する方法をまとめました。
【法人で契約している回線数を減らす】
固定電話の法人契約の場合、個人契約と違い複数回線の契約をしています(会社の規模により異なります)。
従業員の人数が固定されていればいいのですが、新入社員の採用・従業員の退職により従業員の変動がある法人様がほとんどです。
従業員が増加する(雇用する)場合は、固定電話の回線数を増やす依頼をし、人数分の電話を確保するのが普通ですね。
しかし、一方で従業員の退職による回線数の変更(解約)をしない法人様が多いのも事実です。
昔は30人体制だったが今は10人規模に減ったものの、回線数が同時通話30CH契約のまま…なんてこともあります。
10人しかいないのに30人通話ができる契約…それではもったいです。
そこでこれを見直し、半年もしくは1年に1回現在の従業員数に対して契約している固定電話の回線数を確認することでコスト削減につながります。
月に数千円削減できれば、年間で数万円もの無駄なコスト削減が可能になります。
【不要なオプションサービスを減らす】
主なオプションとして、
- ナンバーディスプレイ(電話機にかかってきた電話番号の表示)
- ボイスワープ(転送電話)
といったサービスは1回線につき数百円〜数千円する場合があります。
回線数を見直す際、一緒にオプションの使用有無も社内で確認し、不要であればこれらを解約すればコスト削減につながります。
また意外と知られていませんが、現在のビジネスフォン(主装置)では、ナンバーディスプレイに加入していなくても電話番号が表示されたり(一部の回線種別を除く)転送も主装置の機能に含まれている場合があります。
不明な場合は、お付き合いのある保守会社様へ相談してみてはいかがでしょうか。
【IP電話を利用する】
IP電話の最大のメリットは、同じキャリア間であれば通話料が無料になることです。
イメージとしては内線通話に近いものですが、内線電話との違いは、同じキャリアであれば別な企業内の別な支店でも無料になるという点です。
ですので支店が複数ある企業様には大きなメリットのある電話回線となります。
またシステムと絡める事で、東京で着信した電話を大阪の支店へ内線通話でつなぐこともできます。
つまりIP電話は
- 電話番号が安い
- 固定電話としては基本料金が安い
など、コスト面でのメリットが大きく期待できるので、利用状況に併せてIP電話を導入すると、大幅にコスト削減ができるかもしれません。
ただし、IP電話にはデメリットもあります。
最大のデメリットはIP電話はインターネット回線を利用するためインターネットの障害時電話回線にも影響を及ぼすことです。
このようなことからも、IP電話の導入は利用状況などをよく鑑みることが最も大切だと言えますので、専門業者のコンサルティングを受けてから検討した方が良いでしょう。
【基本料金が安いキャリアと契約する】
固定電話の毎月かかる料金内訳として
- 回線基本料金
- オプション
- 通話料金
と大きくこの3つに区分されます。
あまり電話をかけない企業様ですと、一番の負担になるのが毎月の回線基本料金である場合があります。
現在の契約が
- アナログ回線やISDN回線を契約している
- 通話料金があまり発生しない
という場合は契約している回線数を見直すのではなく、契約している電話サービス(キャリア)を見直す事で毎月のコスト削減になることもあります。
例えば、NTT東(西)日本の光電話サービスや楽天コミュニケーションズ(旧フュージョンコミュニケーションズ)は、アナログ回線やISDN回線に比べて基本料金が安い(2017年3月現在)ので、そちらに切り替えるだけでもかなりの削減が期待できます。
【法人は、固定電話の使い方からコスト削減方法を選ぼう】
このように、様々にある通信費のコスト削減方法。どの方法が最適かは、実際にその企業内で
- どのような電話の使い方をしてるか
- どのキャリアのどのプランに入っているか
- 無駄な回線やプランはないか
などのコンサルティングをして、その上で選んでいく必要があります。
私たちドリームソリューションは、法人様一社一社丁寧にコンサルティングさせて頂き、その上で最適なプランをご提案。通信にかかるコストを大幅に削減することに成功してまいりました。
どうぞお気軽にご相談ください。
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