2026/02/18
コールセンター立ち上げに必要なものリスト|準備手順と費用を抑えるポイントをプロが解説
「来月からインサイドセールス部門を立ち上げてくれ。予算はなるべく抑えてな」
経営層からの突然の指示に、頭を抱えていませんか?
コールセンターや電話営業チームの立ち上げは、単に電話とPCを用意すれば終わりではありません。システム選定を一つ間違えるだけで、初期費用が数百万円単位で変わったり、運用開始後に「使いにくくて営業効率が上がらない」という致命的な問題に直面したりします。
この記事では、数多くのコールセンター構築を支援してきた株式会社ドリームソリューションのプロの視点から、「本当に必要なものチェックリスト」と「失敗しないシステム選定の基準」を、現場のリアルな経験に基づいて解説します。
読み終える頃には、漠然とした不安が消え、「まず今日何をすべきか」が明確になっているはずです。
来月からインサイドセールス部門を立ち上げてくれ。予算はなるべく抑えてな」
経営層からの突然の指示に、頭を抱えていませんか?
コールセンターや電話営業チームの立ち上げは、単に電話とPCを用意すれば終わりではありません。システム選定を一つ間違えるだけで、初期費用が数百万円単位で変わったり、運用開始後に「使いにくくて営業効率が上がらない」という致命的な問題に直面したりします。
この記事では、数多くのコールセンター構築を支援してきた株式会社ドリームソリューションのプロの視点から、「本当に必要なものチェックリスト」と「失敗しないシステム選定の基準」を、現場のリアルな経験に基づいて解説します。
読み終える頃には、漠然とした不安が消え、「まず今日何をすべきか」が明確になっているはずです。
1. 【網羅版】コールセンター立ち上げに必要なものチェックリスト
立ち上げに必要な要素は、大きく分けて4つのカテゴリーがあります。それぞれ漏れがないか確認してみましょう。
① オフィス・執務環境(ハードウェア)
まずは物理的な環境です。ここで重要なのは「オペレーターのストレス軽減」です。
設備(ヘッドセットや座席環境)はストレス要因になりやすく、離職リスク低減の観点で一定の投資が有効です。
| 項目 | 重要度 | プロの選定眼・アドバイス |
| PC | ★★★ | CTIやCRMを同時起動するため、メモリは最低8GB(推奨16GB)必要です。動作の重さはそのまま架電数の低下に直結します。「安いから」と中古PCを大量購入して失敗した事例も少なくありません。 |
| ヘッドセット | ★★★ | もっとも投資対効果が高いツールです。安価なものはノイズや耳の痛みで離職原因になります。価格は数千円〜数万円と幅がありますが、長時間運用なら装着性・耐久性も含めて選ぶことが重要です。ノイズキャンセリング機能付きを選びましょう。 |
| インターネット回線 | ★★★ | IP電話(クラウドPBX)を使う場合、回線品質=通話品質です。家庭用Wi-Fiではなく、安定した有線LANまたは法人用回線を推奨します。帯域不足で「声が途切れる」クレームが頻発した企業もあります。 |
| デスク・チェア | ★★☆ | 1日6時間以上座る環境です。腰痛対策として、オフィスチェアは妥協しないでください。エルゴノミクス設計のものを選ぶと、長期的な生産性が向上します。 |
| 防音・パーティション | ★★☆ | 隣の席の声が聞こえすぎると、オペレーターの集中力が削がれます。簡易パーティションでも効果は絶大です。 |
② ITシステム・通信インフラ(ソフトウェア)
ここが最も複雑で、失敗が多い領域です。高機能すぎるシステムは使いこなせずコストの無駄になります。
逆に、安すぎるシステムは「録音機能がない」「管理画面が使いにくい」など、運用開始後に致命的な問題が発覚します。
| システム名 | 役割 | 選定時のチェックポイント |
| PBX(電話交換機) | 内線・外線を制御する心臓部 | 「クラウド型」か「オンプレミス型」か。初期費用とランニングコストを比較しましょう。現在は多くの企業がクラウド型を選択しています。 |
| CTI(コンピューター電話連携) | PC画面で「ワンクリック発信」や「着信ポップアップ」を実現 | CRMとの連携がスムーズか?API公開されているか?将来的な拡張性を確認してください。 |
| CRM(顧客管理システム) | 顧客情報を蓄積するデータベース | Salesforce、kintone、独自開発など選択肢は多数。CTIとの相性を最優先に選びましょう。 |
| 通話録音システム | トラブル回避と教育(トーク分析) | 「全通話自動録音」か「手動録音」か。法的リスクを考えると、全通話録音が必須です。 |
| IVR(自動音声応答) | 「〇〇の方は1を押してください」の自動振り分け | インバウンド型のセンターでは必須。アウトバウンド中心なら不要な場合も。 |
【重要】これらをバラバラに契約していませんか?
PBX、CTI、録音…と別々の業者と契約すると、管理が煩雑になりコストも割高になります。さらに、「システムA社とシステムB社が連携しない」というトラブルも頻発します。
基本的には「すべてがオールインワンになったクラウドサービス」を選ぶのが正解です。
③ 運用ルール・ドキュメント(見落としがちな準備)
システムを揃えても、「どう使うか」のルールがなければ現場は混乱します。
立ち上げ前に、最低限以下のドキュメントを用意しておきましょう。
- トークスクリプト(台本): 初回架電時の挨拶から、よくある質問への回答まで。未経験者でも一定品質を保てるようにします。
- FAQ(よくある質問集): 顧客からの質問に即答できるよう、事前に想定問答を作成します。
- エスカレーションフロー: オペレーターが対応できない案件を、誰にどう引き継ぐかのルール。
- KPI設定: 「1日何件架電するか」「成約率の目標は何%か」など、数値目標を明確にします。
- 勤怠管理ルール: シフト制の場合、休憩時間や交代ルールを明文化しておかないとトラブルの元です。
④ 人材(スタッフ)の採用と教育
「良いシステムを入れたのに成果が出ない」という企業は、人材育成を軽視していることが多いです。
少なくとも数日〜1週間程度の導入研修+OJT設計が一般的に有効です(体制や商材の難易度で調整)。以下の内容をカバーしましょう。
採用時のチェックポイント:
- 未経験者を採用する場合、「声のトーン」「聞き取りやすさ」を面接で必ず確認する。
- 経験者を採用する場合、前職での「離職理由」を深掘りする。環境が原因か、本人のスキル不足か見極めが重要。
- 在宅勤務を想定する場合、「自宅のネット環境」「静かな環境が確保できるか」を事前確認する。
教育・研修プログラム:
- 初日:システムの使い方、トークスクリプトの読み合わせ
- 2〜3日目:ロールプレイング(先輩が顧客役になって練習)
- 4日目以降:OJT(実際の架電を先輩が横で聞きながらフィードバック)
「いきなり本番」で放り込むと、オペレーターは不安で辞めてしまいます。
3日間の研修期間を設けることを強く推奨します。
コールセンターの最大の固定費は「人件費」ですが、見落とされやすいのが「通話料」です。
特に、アウトバウンド業務(発信業務)では、通話料が利益を圧迫します。
あわせて読みたい:コールセンター立ち上げのロードマップ!手順・費用・成功の鍵を徹底解説
2. 「クラウド型PBX」が立ち上げに最適な3つの理由
クラウドPBXは普及が進んでおり、2024〜2025年の調査では利用率が30〜40%台まで上昇しているとの調査もあります。
理由1:初期費用と導入スピードが段違い
従来型(オンプレミス型)は、機器購入と工事で数百万円、期間も1ヶ月以上かかることがザラでした。
例えば、ある企業では「PBX主装置の導入に500万円、工事に3週間かかり、その間に営業機会を大量に逃した」という失敗事例もあります。
一方、クラウド型なら、インターネット環境さえあれば、申し込みから最短数日で、数万円〜の初期費用でスタートできます。
「まずは5席でスモールスタートして、軌道に乗ったら20席に増やす」という柔軟な運用が可能です。席数の増減も管理画面からワンクリックで完了します。
理由2:場所を選ばない(在宅ワーク対応)
クラウド上にシステムがあるため、オフィスでも、自宅でも、スマホからでも会社の電話番号で発着信が可能です。
コロナ禍以降、「在宅コールセンター」を導入する企業が急増しました。地方在住の優秀な人材を採用できるメリットもあります。
さらに、BCP(事業継続計画)の観点からも必須の機能と言えます。
災害時にオフィスが使えなくなっても、スタッフが自宅から業務を継続できるため、顧客対応が止まりません。
理由3:独自性のある機能拡張
弊社の『Dream Cloud PBX』を例に挙げると、単なる電話機能だけでなく、以下のような現場の管理者が『喉から手が出るほど欲しい機能』を標準搭載しています。
- 全通話の自動録音: 「言った言わない」のトラブルを防ぎ、新人教育の教材としても活用できます。
- モニタリング機能: 管理者がリアルタイムでオペレーターの通話を聞き、品質チェックができます。
- ささやき機能: 通話中のオペレーターだけに管理者が助言できる機能。顧客には聞こえません。
- レポート機能: 「誰が何件架電したか」「平均通話時間は何分か」などをリアルタイムで可視化。
これらの機能が追加料金なしで使えるため、「後から機能を追加したら月額料金が倍になった」という失敗を防げます。
3. 多くの担当者が見落とす「通話料(ランニングコスト)」の罠
「システム導入費」にはシビアでも、「通話料」のシミュレーションを忘れていませんか?
実は、コールセンター運営において最も重くのしかかる固定費は「毎月の通話料」です。
ある企業では、初期費用を抑えるために格安のIP電話を導入したものの、通話料が「3分課金」だったため、月間の通話料が予想の3倍に膨れ上がり、結局システムを乗り換えるという事態になりました。
「初期費用が安い=ランニングコストも安い」ではありません。必ず通話料のシミュレーションを行ってください。
「3分課金」で損をしていませんか?
電話料金は回線や宛先によって変動しますが、一般的な固定電話の料金体系として「3分8円」などがあります。
しかし、テレアポの多くは「担当者不在で30秒以内に切れる」ことが多いです。
例えば、一般的な料金体系(3分8円、秒課金0.044円/秒)で1日200件架電し、そのうち150件が30秒以内に切れる場合:
- 3分課金の場合:150件 × 8円 = 1,200円/日 → 月間24,000円(20営業日換算)
- 秒課金の場合:150件 × 30秒 × 0.044円/秒 = 198円/日 → 月間3,960円
この差額は、月間2万円、年間24万円にもなります。
10席のコールセンターなら、年間240万円の差が生まれる計算です。
解:秒課金サービスでコストを適正化する
コスト意識の高い企業は、「秒課金」の回線を選んでいます。
ドリームソリューションの『ドリームコールスーパー』は、業界トップクラスの「1秒単位」での課金を実現しています。
「使った分だけ払う」という当たり前の仕組みに変えるだけで、通信費を最大90%削減できた事例も珍しくありません。
浮いたコストを、優秀なスタッフの採用費や広告費に回すことができるのです。
【実例】通話料削減シミュレーション
月間架電数:10,000件
平均通話時間:1分30秒
従来の3分課金:10,000件 × 8円 = 80,000円/月
秒課金(1秒0.044円):10,000件 × 90秒 × 0.044円 = 39,600円/月
→ 月間40,400円、年間484,800円の削減!
導入事例:コールセンター通信費を年間720万円削減!底値からさらに30%下げた事例
4. まとめ:賢いシステム選定が「勝てるチーム」を作る
コールセンター立ち上げは、準備の8割が決まると言っても過言ではありません。
焦って高額なリース契約を結んだり、安易な家庭用電話で済ませたりせず、「将来の拡張性」と「ランニングコスト」を見据えた選定を行ってください。
特に、以下の3点は必ず確認しましょう。
- 初期費用だけでなく、月額費用と通話料の総額を試算する
- システムが「オールインワン」か、バラバラの契約が必要か確認する
- 席数の増減が柔軟にできるか(スモールスタート可能か)
これらを満たすシステムを選べば、「立ち上げ後に後悔する」リスクを大幅に減らせます。
ドリームソリューションが選ばれる理由
株式会社ドリームソリューションは、単なる機器の提供会社ではありません。
「何を用意すればいいかわからない」という段階からのご相談も大歓迎です。
これまで数百社のコールセンター立ち上げを支援してきた実績から、以下のようなサポートを提供しています。
- 御社の事業規模・業種に合わせた最適な機材・システム構成のご提案
- 通話料シミュレーション(現在の通信費と比較して、どれだけ削減できるか試算)
- 導入後のサポート体制(トラブル時の即対応、使い方のレクチャー)
「まだ検討段階だけど、とりあえず話を聞いてみたい」という方も、お気軽にお問い合わせください。
プロが無料で診断いたします。