2026/02/19
アウトバウンド通信とは?仕組みやメリット、コスト削減のポイントを徹底解説
「アウトバウンド通信のコストが高すぎて、利益が出ない」
「3分課金で、短時間の電話でも無駄な料金が発生している」
アウトバウンド通信(発信通話)は、テレアポや営業電話を行う企業にとって、主要なランニングコストの一つです。
ただし、回線やプランによっては「3分単位での課金(切り上げ)」となり、短時間終話が多い運用では無駄なコストが生じやすいケースがあります。
この記事では、アウトバウンド通信の仕組みから、コスト削減のポイント、秒課金サービスの活用術まで、プロの視点で徹底解説します。
読み終える頃には、「通話料を削減する方法」が手に入り、利益率が向上しているはずです。
1. アウトバウンド通信とは?インバウンド通信との違い
アウトバウンド通信とは、「こちらから電話をかける(発信する)通信」のことです。
一方、インバウンド通信は「電話を受ける(着信する)通信」を指します。
アウトバウンド通信とインバウンド通信の比較
| 項目 | アウトバウンド通信(発信) | インバウンド通信(着信) |
| 通話料 | 発信者負担(自社が支払う) | 原則:発信者負担(相手側が支払う)※0120/0800等は着信者側(自社)が負担 |
| 用途 | テレアポ、営業電話、アンケート調査 | カスタマーサポート、問い合わせ対応 |
| コスト | 高い(架電数に比例) | 番号/回線/システム費は発生。通話料は原則「発信者負担」のため、自社の従量課金は通常発生しにくい(※0120/0800等は自社側に通話料が発生) |
| 課金体系 | 3分課金 or 秒課金 | 原則:発信者側課金(相手側課金)。※0120/0800等は着信課金(自社側課金) |
【重要】アウトバウンド通信は「仕入れ原価」です
製造業で言う「原材料費」と同じように、アウトバウンド通信の通話料は「仕入れ原価」です。
この原価を削減できれば、そのまま利益率が向上します。
2. アウトバウンド通信における「コスト」の壁
アウトバウンド通信のコストは、「課金体系」によって大きく変わります。
回線やプランによっては「3分単位での課金(切り上げ)」があり、短時間終話が多い運用では無駄が生じやすいケースがあります。
「3分課金」の罠
一部の回線・プランでは、課金単位が「3分ごとの切り上げ(例:180秒あたり○円)」となる場合があり、短時間終話が多い場合は無駄が発生しやすくなります。
テレアポでは、担当者不在・受付段階で短時間終話になるケースも多く、課金単位によって無駄が出やすくなります。
例:3分課金(3分8.5円等)と、1秒課金を比較した場合(※料金は契約・宛先・キャリア等で変動)
- 3分課金の場合:150件 × 8.5円 = 1,275円/日 → 月間25,500円(20営業日)
- ※「0.0472円/秒」は3分8.5円相当を秒換算した試算値(8.5円÷180秒≒0.0472円/秒)であり、実際の秒単価を示すものではありません。
- 1秒課金(同等単価換算)の場合:150件 × 30秒 × 0.0472円 ≈ 212円/日 → 月間約4,240円
短時間終話が多い運用では、課金単位の違いで月次コスト差が出ることがあります。
(上記の前提が各席でも同程度に成立する場合)10席なら年あたり約255万円規模の差になり得ます。
※サービスにより、課金の切り上げ単位・最低利用料金・接続料(セットアップ費)等がある場合があります。
解決策:秒課金サービスを使う
ドリームソリューションが提供する『ドリームコールスーパー』は、通話料の課金単位を「1秒」などに設定できます。
課金単位を細かくすることで、短時間終話が多い運用では通信費を削減しやすくなります(※最低利用料金・切り上げ・接続料等の条件はサービスにより異なります)。
浮いたコストを、優秀なスタッフの採用費や広告費に回すことができます。
3. アウトバウンド通信のコストを削減する3つのポイント
通話料を削減するには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
ポイント1:秒課金サービスに切り替える
最も効果的な方法は、「3分課金」から「秒課金」に切り替えることです。
構成によっては大きな工事をせずに切替できる場合もあり(※手数料・接続料等が発生するケースあり)、短時間終話が多いほど効果が出やすいです。
ポイント2:架電のタイミングを最適化する
「繋がりやすい時間帯」に集中して架電することで、無駄な架電を減らせます。
BtoB営業の場合、一般論として火〜木の午前中が比較的つながりやすいと言われることもあります。
ただし最適な時間帯は業種・役職・地域で変わるため、まずは以下のような複数枠で試し、接続率/アポ率を比較して自社最適を決めるのがおすすめです(自社データでの検証を推奨)。
- 午前10時〜11時(始業後、会議前)
- 午後3時〜5時(夕方寄り)
- 火曜日〜木曜日(一般論としてつながりやすいと言われることがある/月曜・金曜は相対的に反応が落ちると言われることも)
ポイント3:システムで架電数を最大化する
手入力で番号をダイヤルしていては、1日の架電数が限られます。
『DREAM CALL NEXT』のようなプレディクティブダイヤル機能を使えば、不通・呼出音待ちの時間を減らしやすく、オペレーターの有効稼働時間を増やす方向に働きます。※放棄呼を抑えるため、発信倍率・在席管理などの運用設計が重要です。
有効接続や商談化が増える運用設計ができれば、成約機会の増加につながる可能性があります。
【導入事例】アウトバウンド通信のコスト削減に成功した企業
■ 太陽光販売のテレアポ事例
太陽光発電のテレアポを行う企業様では、通信キャリアの見直しにより年間約600万円のコスト削減を実現。削減した費用でCTIシステムも刷新し、業務効率化につながりました。
詳しい事例はこちら
■ 生命保険代理店の事例
生命保険代理店様では、通話料の見直しと録音機能の導入により、月額通信費が67%削減(年間約402万円削減)。録音機能はクレーム対応だけでなく、従業員教育にも活用されています。
詳しい事例はこちら
※効果は運用条件・リスト品質・導入前の状況等により異なります。
3-2. アウトバウンド通信の具体的な活用シーン
アウトバウンド通信は、様々な業種・業務で活用されています。
1. テレアポ・新規営業
BtoB・BtoC問わず、新規顧客獲得のために電話でアポイントを取得します。
業種例:不動産、保険、ITサービス、太陽光発電、リフォームなど
2. 既存顧客へのフォローアップ
過去に商品を購入した顧客に対して、「その後いかがですか?」とフォローの電話をかけます。
アップセル(上位商品の提案)やクロスセル(関連商品の提案)に繋げることが目的です。
3. アンケート調査・市場調査
顧客満足度調査や、新商品の市場調査のために電話をかけます。
直接的な売上には繋がりませんが、マーケティングデータの収集に役立ちます。
4. 督促・リマインド
支払いが遅れている顧客への督促や、予約のリマインド連絡などもアウトバウンド通信に含まれます。
3-3. 課金体系の詳細比較
アウトバウンド通信の課金体系には、主に以下の3種類があります。
| 課金体系 | 特徴 | 向いている企業 |
| 3分課金 | 3分単位で課金(切り上げ)されるため、短時間終話が多いと無駄が出やすい。 | 架電数が少ない企業、長時間通話が中心の業務 |
| 1分課金 | 1分単位で課金(切り上げ)されるため、3分課金より無駄を抑えやすいが、秒課金等と比べると不利になりやすい。 | 中規模のコールセンター |
| 1秒課金 | 秒課金(または細かい課金単位)のため無駄を抑えやすい(※切り上げ単位・最低課金の有無はサービスにより異なる)。短時間終話が多い業務ではコスト削減につながりやすい。 | テレアポ・アウトバウンド中心の企業 |
※実際の料金は、契約内容・宛先(携帯・固定)・キャリア等により異なります。
4. まとめ:アウトバウンド通信のコスト削減は「利益率向上」に直結する
アウトバウンド通信のコストは、「仕入れ原価」です。
この原価を削減できれば、そのまま利益率が向上します。
株式会社ドリームソリューションでは、秒課金サービス『ドリームコールスーパー』と、アウトバウンド特化型システム『DREAM CALL NEXT』を組み合わせることで、通信費削減と営業効率向上を支援するソリューションをご提案しています。
「通話料が高すぎて利益が出ない」という方は、ぜひご相談ください。
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