2023/08/16
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テレアポするならコールセンターの面接を受けよう|チェック項目と聞かれる質問とは?
テレアポを始めたいけどどうしたらいいかわからない、と悩む人も少なくないはずです。テレアポを始めたい人は、コールセンターの面接を受けるといいでしょう。
そこで本記事では、コールセンターの面接で見られるポイントや聞かれやすい質問を紹介します。コールセンターの面接に受かりやすい人の特徴や、受かるコツについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
テレアポしたい人はコールセンターの面接を受けよう
テレアポを始めたい人は、コールセンターの面接を受けましょう。コールセンターでは、お客様からの電話を受けるインバウンド業務と、お客様に電話をかけるアウトバウンド業務があります。お客様に営業電話をかけて商談の約束を取り付けるテレアポは、コールセンターのアウトバウンド業務です。
アウトバウンド業務を行えるコールセンターの求人に応募し、採用されるとテレアポを行えます。次に、コールセンターの面接を通過するためのポイントを押さえましょう。
コールセンターの面接で見られるポイント
コールセンターの面接で見られるポイントについて、解説します。採用されるためにも、評価される点を確認しましょう。
服装や身だしなみ
コールセンターはお客様と直接合う業務ではありませんが、社会人として最低限の清潔感があるかどうかを見られます。実際の面接だけでなく、リモート面接でも服装や身だしなみをチェックされるため、画面外はパジャマのままにするなど気を抜かないようにしましょう。好印象を与える清潔感のある身だしなみは、以下の通りです。
・寝癖やフケがついていない
・派手なネイルをしておらず、整った爪をしている
・派手すぎない髪色
・ヒゲを剃っている
・香水や整髪料が無香料またはキツくない
・襟や袖、ネクタイが汚れていない
・服にしわがよっていない
・アクセサリーはワンポイント程度に抑えられている
・靴に汚れがない
服装や身だしなみで第一印象が決まるので、基本的にはスーツを着用し、派手な髪型は避けた方が無難です。学生バイトの場合は、ブラウスやニット、ジャケットなどフォーマルな私服を選ぶとオフィスで浮きません。
言葉遣い
コールセンターでは声や言葉だけでお客様と対応するため、適切な言葉遣いをできると評価が高くなります。面接官との受け答えで言葉遣いを見られるため、以下のポイントに気をつけましょう。
・語尾は「です」「ます」の丁寧語を使う
・二重敬語を使わない(尊敬語の「おっしゃる」と「られる」を混ぜて「おっしゃられる」にするなど)
・一人称は「わたし」「わたくし」を使う
・話す前に「えっと」「うーん」「あの」などをつけない
・語尾を伸ばさない
コミュニケーション能力
お客様と話すテレアポでは、コミュニケーション能力の有無も見られます。基本的にコールセンターでは、お客様と話すときにトークスクリプトという台本を見て話しますが、いつも想定通りの会話になるとは限りません。お客様の話に合わせて、臨機応変に会話できるコミュニケーション能力が求めれます。
面接官との受け答えでは、目を見て話したり質問に対する回答を適切に話したりすることが大切です。話を聞くときも、適度なあいづちを打つようにしましょう。面接官の言葉を遮ったり、聞かれていないことを話したりすると印象が悪くなるので気をつけてください。
面接を受ける態度
面接を受ける態度も見られているので、以下の点に注意しましょう。
・正しい姿勢で座っているか
・目を合わせて話せるか
・明るい表情か
・適切な声量で話しているか
面接官は面接を受ける態度から、働く意欲があるか確認しています。テレアポ中に相手から自分の姿勢が見られるわけではありませんが、面接時にTPOに合わせた適切な態度を取れるかどうかで社会人としての常識があるかを見ています。
コールセンターの面接で聞かれやすい質問
コールセンターの面接で聞かれやすい質問を紹介します。面接に向けて、どのように回答するか考えてみましょう。
志望した動機は?
学生・社会人ともに、コールセンターの面接では志望動機を聞かれるでしょう。コールセンターでは長期的に働いてくれる、真面目でやる気のある人を求めています。そのため志望動機を答えるときは、以下のように長期的に働ける理由や働きたい理由を答えるのがおすすめです。
・自宅から近いので、学校と両立しやすいと思い応募しました
・人と話すのが好きなため、コミュニケーション能力を活用できる御社で働きたいと思い志望しました
・接客業で働いた経験を活かせると思い、応募しました
自分本位な理由ではなく、企業が「一緒に働きたい」と思える理由にすると採用されやすくなります。
あなたの長所と短所はなんですか?
自己PRや強みを聞かれることも、少なくありません。コールセンターでは人と話したり、PCを使ったりすることが多いため、コミュニケーション能力やPCスキルについて話すと評価が高くなります。
また長所と合わせて、短所を聞かれることもあります。短所を答えるときは、言い換えれば長所になることを回答しましょう。たとえば心配性と伝えた場合、見方を変えると「細かいところまで気づける」と判断してもらえます。
また「心配になりすぎて時間がかかりすぎてしまうことがあるので、十分に確認できるような余裕を持ったスケジュールを立てるように努めます」と短所を改善する方法もあわせて伝えると、課題解決力をアピールできます。
いつからどのくらい働ける?
コールセンターはシフト制のため、学生・社会人を問わず、シフトに入れる曜日や時間、期間を聞かれることは多いです。採用後に組まれるシフトで考慮されるため、希望の曜日・時間帯・日数を答えましょう。初シフトをいつから入れられるのかも聞かれるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
また退社期間が決まっている場合、面接で伝えておくとミスマッチを防げます。
入れないシフトはある?
学生の場合、試験期間や実習などシフトに入れない時期があるでしょう。企業も学業との両立は理解してくれるため、どんな時期にシフトが少なくなるか確認することがあります。面接時に伝えておけば、後からシフトの日数でモメずに済むでしょう。
お盆休みや年末年始に稼働する企業の場合、帰省する人はシフトに入れない旨を伝えておくとトラブルが少なくなります。
職歴はある?どんな経験をしてきた?
今まで他の企業で働いたことがあるか聞かれるため、職歴がある場合は素直に答えましょう。コールセンターの経験や、テレアポで活かせる経験がある人は積極的に伝えると採用されやすくなります。たとえば接客業や営業職を経験したことがあると、コミュニケーション能力があると判断してもらいやすいです。
また職歴がない人は、「御社に早く貢献できるように頑張りたい」「学生時代に培ったコミュニケーション能力を活かして、アポイントを獲得したい」など意欲を伝えるとアピールにつながります。
前の仕事を退職した理由は?
既卒者で正社員の求人に応募した人は、特に前の仕事を退職した理由を聞かれることがあります。前職の悪口や人間関係を答えると、トラブルメーカー・ネガティブ思考といったマイナスな印象を与えるため注意しましょう。
「ビジネススキルを高めるバイトをしたかった」「もっと人と関わる仕事をしたかった」など、スキルアップや成長を理由を答えるのがおすすめです。
採用された場合の通勤手段・時間は?
採用された場合の通勤手段・時間について聞かれることもあるので、事前に確認しておきましょう。答えるときは「自宅から電車と徒歩で20分程度で着きます」と、簡潔に伝えます。
あまりに遠い人でなければ、通勤手段・時間を理由に落とされてしまうことは少ないです。
コールセンターの面接を突破するコツ
テレアポの経験がなくても、面接通過は可能です。コールセンターの面接を突破するコツについて、解説します。
コミュニケーション能力を示す
コールセンターではお客様と話すため、コミュニケーション能力の高い人の方が好印象です。コミュニケーション能力があることをアピールするためには、以下のポイントを守りましょう。
・コミュニケーション能力が高いエピソードを話す
・面接官の話には適度にあいづちを打つ
・適切な声量で話す
・質問に対して的確に答える
基本的なマナーを守る
正しい言葉遣いやコミュニケーション能力があっても、基本的なマナーを守れなければ印象が悪くなります。たとえば、以下のようなマナーを守りましょう。
・清潔感のある身だしなみを整える
・面接開始の10分程度前に到着する
・面接前に携帯の電源を切る
・背筋を伸ばした正しい姿勢で面接を受ける
・面接官の話を遮らない
事前準備に力を入れる
面接は志望動機を考えたり、忘れ物がないかチェックしたり事前準備に力を入れることが大切です。準備を怠ってしまうと、マイナスな印象を与える恐れがあります。面接前日までに、以下の項目をチェックしておくといいでしょう。
・5〜10分前までに面接会場につけるか
・持ち物に不備がないか
・服装は清潔感があるか
・志望動機や自己PRをスムーズに答えられるか
コールセンターの面接に受かりやすい人
コールセンターの面接に受かりやすい人の特徴について、解説します。応募するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
コミュニケーション能力がある人
コールセンターは声だけでお客様対応をする業務なので、コミュニケーション能力がある人が受かりやすいでしょう。話すのが好きな人だけでなく、聞き上手な人も求められています。コミュニケーション能力に自信がある人は、志望動機や自己PRでアピールすると興味を持ってもらえるでしょう。
臨機応変な対応力がある人
コールセンターの業務では基本的にトークスクリプトが用意されていますが、常に台本通りに会話が進むわけではありません。状況に合わせて臨機応変に適応する必要があるため、対応力がある人は採用されやすいでしょう。
柔軟な発想力がある人や、機転が効く人もコールセンター勤務に向いています。
向上心がある人
コールセンターの中でも特にテレアポを行いたい人は、向上心が大切です。テレアポではアポイント獲得を狙うため、目標を達成しようとする意欲がなければ業務を続けられません。そのためテレアポは、アポイント獲得のために努力を続けたり、熱心に電話をかけたりできる人に向いているでしょう。
面接では、志望動機や短所の改善で努力したエピソードから向上心をアピールできます。
コールセンターの面接当日の流れ
コールセンターの面接を受ける当日の流れについて、紹介します。面接当日に焦らないように、事前に確認しましょう。
面接会場で受付をする
面接会場に到着したら、まず受付をします。遅刻しないように、面接開始の10分前までに到着しておくのがおすすめです。コートやマフラーを着用している場合は、オフィスの入口までに脱ぎ、簡単に折り畳み手で持ちます。
受付では、自分の名前・面接のために来たこと・担当者・面接時間を伝えましょう。受付でも態度をチェックされてる可能性があるため、気を抜かずに丁寧な態度・言葉遣いで話すことが大切です。待合室に案内された際は、スマートフォンなどをチェックせず、正しい姿勢で静かに待ちましょう。
面接会場に入室する
面接では、会議室・ミーティングスペースなどに案内される傾向があります。入室時は扉を3回ノックして、中の人に聞こえるように「失礼します」と言いましょう。「どうぞお入りください」と言われてから、入室します。ノックしても返事がなければ再度3回ノックし、それでも返事がなければそのまま入室しましょう。
扉がない場合は、入る前に立ち止まり「失礼します」と一礼してから入室します。入室したら「失礼します」と30度のお辞儀をして、用意された席まで移動してください。
面接を行う
面接官に「どうぞ」と言われてから席に座ったら、面接がスタートします。面接中は、カバンを足元に立てて、コートはカバンの上に載せましょう。
座るときは、背筋を伸ばしてあごを引くと印象が良くなります。腕や足を組まず、深く腰かけず、背もたれを使わないようにしましょう。
面接会場から退室する
面接会場から退室するときは、まずいすから立ち上がり「本日はお忙しい中、面接していただきありがとございました」と感謝を伝えて45度のお礼をします。その後扉へ向かい「失礼します」と伝えて30度のお辞儀をして、退室します。
退室後、オフィスを出るまで気を抜いてはいけません。オフィスにいる間は他の従業員に見られている可能性があるため、外に出るまではスマートフォンなどをいじらないようにしましょう。
まとめ
テレアポを始めたい人は、コールセンターの求人に応募する必要があります。コールセンターの面接では、コミュニケーション能力の高さや言葉遣いの丁寧さをチェックされる傾向です。そのため基本的なマナーや言葉遣いを守り、質問に対して的確に答えることで合格率を高められます。
またコールセンターの面接は、臨機応変な対応力や向上心のある人が採用されやすいです。テレアポをするためにコールセンターの面接に受かりたい人は、本記事を参考に面接に臨んでください。