パソコンから電話をかける方法4選|個人・法人別の選び方と必要なものを解説 - 法人の通信費削減・電話料金の見直しの相談は株式会社ドリームソリューションにお任せ

株式会社 ドリームソリューション

2026/03/26
2026/08/07update

コールセンター、オフィス構築

パソコンから電話をかける方法4選|個人・法人別の選び方と必要なものを解説

パソコン(PC)から固定電話や携帯電話へ電話をかけることは可能です。

個人で手軽に使うなら、スマートフォンとパソコンを連携する方法があります。プライベートとは別の番号を持ちたい場合は、電話番号の取得に対応したIP電話サービスを利用する方法もあります。

会社の代表番号を複数人で使いたい場合はクラウドPBX、テレアポや営業電話の発信状況まで管理したい場合はクラウドCTIが候補になります。

どの方法を選ぶべきかは、次の条件によって変わります。

  • 個人利用か法人利用か
  • 固定電話や携帯電話へ発信したいか
  • 会社の電話番号を表示したいか
  • 電話をかける人数や件数
  • 通話録音や顧客管理が必要か

この記事では、パソコンから電話をかける4つの方法を比較し、利用目的に合った選び方、必要なもの、導入時の注意点を解説します。

パソコンから会社の電話番号で発信したい方へ

会社の代表番号をパソコンで使いたい場合や、テレアポ・営業電話をパソコンから行いたい場合は、業務内容に合った仕組みを選ぶ必要があります。株式会社ドリームソリューションでは、代表電話向けのクラウドPBXと、発信業務向けのクラウドCTIを取り扱っています。現在の電話番号、利用人数、発信件数を確認し、必要な機能をご案内します。

パソコンから電話をかける4つの方法

パソコンから電話をかける主な方法は、次の4つです。

方法主な用途スマートフォンの要否会社番号の表示架電履歴・結果の管理
スマートフォン連携個人利用・少量の電話必要携帯電話の番号を表示端末の通話履歴のみ
通話アプリ・IP電話サービス個人事業・少人数での利用サービスによる契約内容によるサービスによる
クラウドPBX代表電話・内線・電話転送不要な場合あり契約内容によるサービスによる
クラウドCTIテレアポ・営業電話原則不要契約内容による対応

比較するときに確認したいポイント

同じ方法でも、固定電話・携帯電話への発信や着信の可否、料金体系はサービスによって異なります。契約前に次の項目も確認しましょう。

方法固定電話・携帯への発信着信主な費用導入・設定の手間
スマートフォン連携可能可能スマートフォンの通話料初期設定が必要
通話アプリ・IP電話サービスサービスによるサービスによる月額料金・通話料などアプリ設定・番号取得
クラウドPBXサービス・契約内容による対応初期費用・月額料金・通話料など番号・内線・着信設定
クラウドCTIサービス・契約内容による契約内容によるライセンス料金・通話料など顧客リスト・運用設定

クラウドPBXとクラウドCTIの違い

法人向けの方法として混同されやすいのが、クラウドPBXとクラウドCTIです。クラウドPBXは代表電話・内線・保留・転送などの電話環境を整える仕組み、クラウドCTIは顧客リストや架電結果と電話を連携し、テレアポや営業電話を管理する仕組みです。サービスによっては両方の機能を備える場合もあるため、必要な業務を基準に比較します。

比較項目クラウドPBXクラウドCTI
主な目的会社の代表電話・内線・着信対応を整えるテレアポ・営業電話の発信と結果管理を効率化する
主な利用場面代表電話、内線、保留、転送、複数拠点での電話共有顧客リストからの発信、再架電、録音、結果入力、分析
顧客リストとの連携サービスによる対応するサービスが多い
通話結果・再架電の管理サービスによる主な機能として対応
向いている企業会社番号を複数人・複数拠点で使いたい企業発信件数が多く、架電状況や成果を管理したい企業

以下で、4つの方法の仕組みと利用時の注意点を説明します。

方法1:スマートフォンとパソコンを連携する

スマートフォンの電話回線を使い、パソコンから発着信を操作する方法です。音声はパソコンのマイクやヘッドセットでやり取りします。新しい電話サービスを契約するのではなく、スマートフォンの通話機能をパソコンから利用します。

Windowsの「スマートフォン連携」を使う

Windowsでは、「スマートフォン連携」を使ってスマートフォンとパソコンを接続できます。
Bluetoothで端末を接続すると、パソコン上で電話番号を入力したり、着信に応答したりできます。利用できる機能は、スマートフォンの機種やOSによって異なります。

設定手順:次の流れで接続します。

  1. パソコンで「スマートフォン連携」を開きます。
  2. 画面の案内に沿って、使用するスマートフォンをパソコンへ接続します。
  3. パソコンとスマートフォンのBluetoothをオンにして、ペアリングします。
  4. スマートフォン側で、通話や連絡先へのアクセスを許可します。
  5. パソコンの「通話」画面で電話番号または連絡先を選び、発信します。

>> Microsoft公式サポートで設定方法を確認する

iPhoneとMacを連携する

iPhoneとMacを利用している場合は、iPhoneのモバイル回線を通じてMacから電話をかけられます。
設定後は、連絡先やブラウザに表示された電話番号を選択して発信できます。利用には、iPhoneとMacの連携設定が必要です。

設定手順:次の流れで設定します。

  1. iPhoneとMacを同じApple Accountでサインインし、同じWi-Fiネットワークへ接続します。
  2. iPhoneの「設定」から「アプリ」→「電話」→「ほかのデバイスでの通話」を開きます。
  3. 「ほかのデバイスでの通話を許可」をオンにし、使用するMacを選びます。
  4. MacのFaceTime設定で「iPhoneからの通話」を有効にします。
  5. Macの連絡先、FaceTime、ブラウザなどから電話番号を選んで発信します。

Apple公式サポートで設定方法を確認する>>

この方法ではスマートフォンの電話番号が相手に表示されます。会社の代表番号で発信したい場合や、複数人の通話履歴をまとめて管理したい場合には向きません。

メリット: 新しい電話番号や電話サービスを契約せずに始めやすく、現在のスマートフォンの通話プランをそのまま利用できます。

注意点: スマートフォンを近くに置き、BluetoothやWi-Fiなどの接続条件を満たす必要があります。接続が切れると、パソコンから発着信できないことがあります。

方法2:通話アプリ・IP電話サービスを利用する

通話アプリやIP電話サービスを使い、インターネット回線経由で電話をかける方法です。パソコンで通話するためのアプリは、ソフトフォンとも呼ばれます。

通話アプリには、同じアプリを利用している相手との通話に対応したものと、固定電話や携帯電話への発信に対応したものがあります。

同じアプリの利用者同士では、追加の通話料金がかからないサービスもあります。固定電話や携帯電話へ発信する場合は、通話料や月額料金が必要になることがあります。

仕事用の電話番号を持ちたい場合は、050番号などを取得できるIP電話サービスを利用する方法もあります。取得できる電話番号、通話料金、固定電話・携帯電話など発信できる宛先は、サービスによって異なります。

メリット: プライベートとは別の番号を持ちやすく、インターネット環境があれば複数の場所から利用できるサービスもあります。

注意点: 取得できる番号、着信の可否、緊急通報への対応、料金体系はサービスごとに異なります。利用目的に必要な機能を契約前に確認してください。

方法3:クラウドPBXを利用する

会社の代表番号を複数人で利用したい場合は、クラウドPBXを使う方法があります。

PBXとは、会社にかかってきた外線電話を内線へ振り分けたり、社員同士の内線通話を管理したりする仕組みです。クラウドPBXでは、この機能をインターネット上で利用します。

パソコンやスマートフォンを電話端末として使えるため、サービスの利用条件を満たせば、オフィス以外の場所でも会社の電話番号で発着信できます。

クラウドPBXで利用できる主な機能

  • 会社の代表番号での発着信
  • 社員同士の内線通話
  • 保留や電話転送
  • 着信先の振り分け
  • 通話録音
  • 営業時間外のアナウンス
  • 複数拠点での電話番号共有

利用できる機能は、サービスや契約プランによって異なります。現在の電話番号を引き継げるかどうかも、番号の種類や契約状況によって変わります。

株式会社ドリームソリューションでは、法人向けクラウドPBX「Dream Cloud PBX」を提供しています。
Dream Cloud PBXの詳細を見る>>

メリット: 会社の代表番号、内線、保留、転送などを複数人・複数拠点で共有しやすくなります。

注意点: 現在の電話番号を引き継げるか、必要な着信設定に対応しているかを確認し、社内の利用者や内線構成に合わせた初期設定を行う必要があります。

方法4:クラウドCTIを利用する

テレアポや営業電話など、パソコンから多くの電話をかける場合は、クラウドCTIを利用する方法があります。

CTIとは、電話とパソコンを連携させる仕組みです。クラウドCTIでは、顧客リストに登録された電話番号をクリックして発信したり、通話結果を記録したりできます。

電話番号を毎回入力する必要がないため、番号入力の手間を省き、入力ミスも減らせます。

クラウドCTIで利用できる主な機能

  • 顧客リストからのクリック発信
  • 通話結果や対応履歴の記録
  • 通話録音
  • オペレーターごとの架電状況の確認
  • 再架電する顧客の管理
  • 自動発信・プレディクティブ発信
  • 通話のモニタリング・ウィスパリング
  • 顧客情報の管理

利用できる機能はサービスや契約内容によって異なります。

クラウドCTI「DREAM CALL NEXT」では、クリック発信、再架電管理、通話転送、プレディクティブ発信、全通話録音、オペレーター分析などを利用できます。

推奨されるインターネット環境とパソコン、Google Chrome、ヘッドセットを用意すれば、オフィス以外の場所からも架電業務を行えます。

メリット: 発信、通話結果、再架電、顧客情報を同じ画面で管理でき、電話番号の手入力や別の管理表への転記を減らせます。

注意点: 導入前に顧客リストの項目や架電ルールを整理し、利用者が操作方法を覚えられるように運用手順を決めておく必要があります。

テレアポ・営業電話をパソコンから行いたい方へ

発信件数が多い業務では、顧客リストからクリックして発信できるクラウドCTIを使うことで、電話番号を入力する手間を省けます。DREAM CALL NEXTは1ライセンスから利用でき、無料トライアルで操作画面や発信の流れを確認できます。

利用目的に合った電話のかけ方を選ぶ

利用人数や電話業務の内容によって、選ぶべき方法は異なります。

個人で少量の電話をかける場合

個人で少量の電話をかける場合は、スマートフォン連携や通話アプリから検討します。現在の携帯電話番号を使いたい場合はスマートフォン連携、プライベートとは別の番号を持ちたい場合はIP電話サービスが候補です。

会社の代表電話として利用する場合

会社の代表番号を複数人で利用し、内線・保留・転送を使う場合はクラウドPBXを検討します。詳しい違いは、前述の比較表で確認できます。

テレアポや営業電話に利用する場合

テレアポや営業電話で、発信件数・通話結果・再架電まで管理したい場合はクラウドCTIを検討します。

法人がパソコン電話を導入するまでの流れ

法人では、サービスを比較する前に、現在の電話業務と必要な機能を整理します。

  1. 1. 電話の利用目的を整理する:
    前述の比較表をもとに、代表電話・内線の整備が中心なのか、テレアポなどの発信管理が中心なのかを整理します。
  2. 2. 利用人数と発信件数を確認する:
    利用する社員数、同時に通話する人数、1日あたりの発信件数、平均通話時間を確認します。これらはライセンス数や回線数、料金プランを決める際の基準になります。
  3. 3. 必要な電話番号と機能を整理する:
    現在の代表番号を引き継ぎたいか、新しい番号を取得するかを決めます。あわせて、着信、内線、転送、通話録音、クリック発信、顧客管理など、必要な機能を洗い出します。
  4. 4. 推奨環境と通話品質を確認する:
    パソコン、インターネット回線、ヘッドセットなどを、後述の環境チェックリストに沿って確認します。無料トライアルやデモを利用できる場合は、実際の画面操作と音声品質も確認しましょう。
  5. 5. 少人数で試してから利用範囲を広げる:
    最初から全社へ展開するのではなく、少人数で操作方法、通話品質、履歴の残り方を確認します。問題がなければ、運用ルールや担当者向けの手順を整えたうえで利用範囲を広げます。

法人がパソコンから電話をかけるメリット

電話をしながらパソコンを操作できる

ヘッドセットを利用すれば、両手を空けた状態で通話できます。通話中に顧客情報を確認したり、聞き取った内容を入力したりする業務を進めやすくなります。

社員個人の電話番号を使わずに済む

会社番号での発信に対応したクラウドPBXやクラウドCTIを利用すれば、相手に会社の電話番号を表示できます。在宅勤務や外出先から発信する場合も、社員個人の番号を相手に知らせずに済みます。

通話履歴や対応状況を会社で管理できる

個人のスマートフォンから電話をかけると、通話履歴が各端末に分かれます。通話管理機能のあるクラウドPBXやクラウドCTIを利用すれば、誰が、いつ、どの顧客に電話をかけたかを会社で確認できます。

パソコンから電話をかけるために必要なもの

必要な機器はサービスによって異なります。代表的なものは次のとおりです。

パソコン

通話アプリやブラウザを安定して動かせるパソコンが必要です。クラウドCTIでは顧客管理画面や架電リストを同時に表示することが多いため、サービスが示す推奨環境を確認してください。

DREAM CALL NEXTの公式サイトでは、メモリ8GB以上、Core i5以上が推奨されています。OSやブラウザを含む最新の条件は、導入前に公式ページで確認してください。

インターネット回線

通話アプリ、クラウドPBX、クラウドCTIは、インターネット回線を通じて音声を送受信します。複数人が同時に電話をかける場合や、音声の安定性を重視する場合は、有線接続も検討しましょう。

DREAM CALL NEXTの公式サイトでは、上り・下りともに100Mbps以上の回線と有線接続を推奨しています。実際に必要な環境は利用人数や同時通話数によって異なるため、導入前に確認してください。

ヘッドセット

パソコン内蔵のマイクやスピーカーでも通話できますが、周囲の音を拾ったり、相手の声が周囲に聞こえたりすることがあります。仕事で継続的に電話をかける場合は、マイク付きのヘッドセットを用意するとよいでしょう。

スマートフォン

Windowsのスマートフォン連携や、iPhoneとMacの連携を利用する場合は、通話に使用するスマートフォンが必要です。パソコン単体で電話回線へ接続するのではなく、スマートフォンの電話回線をパソコンから操作します。

発信に使う電話番号・通話サービス

スマートフォン連携では、スマートフォンに登録されている電話番号を使います。固定電話や携帯電話への発信に対応したIP電話サービス、クラウドPBX、クラウドCTIでは、新しい電話番号を取得するか、現在の電話番号を引き継ぐ手続きが必要になる場合があります。

導入前に確認!失敗しないための「環境チェックリスト」

パソコンを電話端末として使えるかどうかは、サービスの機能だけでなく、現在の電話番号、利用人数、インターネット環境、接続機器、社内の運用ルールによって決まります。見積もりや無料トライアルを申し込む前に、次の項目を確認してください。

確認項目 確認する内容 確認
利用目的 個人利用、代表電話、内線、テレアポ・営業電話のどれに使うか
発着信の範囲 固定電話・携帯電話への発信と着信が必要か
電話番号 現在の番号を引き継ぐか、新しい番号を取得するか
利用人数・同時通話数 利用者数と、同時に通話する最大人数を把握しているか
パソコン・ブラウザ 利用するサービスの推奨OS、ブラウザ、メモリ、CPUを満たすか
インターネット回線 有線接続が可能か。利用人数が多い時間帯でも通話が安定するか
社内ネットワーク・セキュリティ設定 ファイアウォール、プロキシ、VPN、セキュリティソフトなどが通話サービスの動作を妨げないか。必要な通信先や設定条件を提供会社へ確認したか
周辺機器 USBポート、マイク付きヘッドセット、必要な電話機を用意できるか
USB接続・給電 ヘッドセットをUSBハブ経由で接続する場合も、認識や給電に問題がないか。必要に応じてパソコン本体へ直接接続して動作確認したか
接続機器 FAX、ドアホン、警備装置、決済端末などを電話回線に接続していないか
必要な機能 内線、保留、転送、録音、顧客管理、再架電管理などを整理したか
緊急時の連絡手段 110番・119番などへ発信できない場合の代替手段を用意したか
運用・サポート 障害時の連絡先、設定変更の担当者、利用ルールを決めているか
セキュリティ 端末、アカウント、顧客情報、録音データの管理方法を決めているか
試験運用 少人数で画面操作、音声品質、履歴の残り方を確認したか

確認できていない項目がある場合は、サービス提供会社へ現在の構成を伝え、対応可否と追加費用を確認します。特に電話番号の引き継ぎ、FAX・接続機器、緊急通報は、契約後に変更しにくいため先に確認しておきましょう。

法人向けサービスを選ぶときは料金体系も確認する

クラウドPBXやクラウドCTIの費用は、月額料金だけでなく、ライセンス料金、電話番号の利用料、通話料、オプション料金などで決まります。

通話料の計算方法も、3分単位、1分単位、秒単位など、サービスによって異なります。短い電話を数多くかける会社では、秒単位で計算されるプランに変更することで、通話料金を抑えられる場合があります。

実際の金額は、発信件数や平均通話時間によって変わります。現在の請求額だけでなく、実際の利用状況をもとに比較しましょう。

株式会社ドリームソリューションの料金シミュレーションでは、同時発信人数や1人あたりの1日の架電数などから、通話料金の目安を確認できます。
通話料金シミュレーションを利用する>

パソコンから電話をかけるときの注意点

現在の電話番号を使えるとは限らない

クラウドPBXやクラウドCTIを導入しても、現在利用している番号を必ず引き継げるわけではありません。電話番号を取得した事業者や番号の種類、サービス内容によって条件が異なります。番号を変えたくない場合は、契約前に引き継ぎの可否を確認してください。

通話品質はインターネット環境の影響を受ける

インターネット回線が不安定な場合、音声の遅延や途切れが発生することがあります。通話中に音声が乱れる場合は、次の点を確認します。

  • 無線LANから有線LANへ変更する
  • 同じ回線で大容量の通信が行われていないか確認する
  • ルーターを再起動する
  • ヘッドセットを接続し直す
  • サービスの推奨環境を満たしているか確認する

緊急通報に対応していないサービスがある

IP電話やパソコン向けの通話サービスには、110番や119番などへの緊急通報に対応していないものがあります。利用中のサービスが緊急通報に対応しているかを確認し、対応していない場合に備えて、携帯電話など別の連絡手段を用意しておきましょう。

【セキュリティ】パソコンを通話端末にする際のリスクと対策

パソコンから会社の電話番号を利用すると、端末上で顧客情報、通話履歴、録音データなどを扱う機会が増えます。オフィス外でも利用できる一方、端末の紛失、不正ログイン、公衆Wi-Fiの利用、画面や音声の漏えいなどに備えた運用が必要です。

端末の紛失・盗難と不正利用に備える

画面ロックを設定し、一定時間操作がない場合は自動でロックされるようにします。会社の方針に応じて、端末の暗号化、遠隔ロック・データ消去、持ち出し記録なども設定します。共有パソコンを使う場合は、業務用のユーザーアカウントを分け、個人用アカウントと混在させないようにしてください。

アカウントを利用者ごとに管理する

複数人で同じIDとパスワードを使うと、誰が操作したのかを確認できません。利用者ごとにアカウントを発行し、利用できる機能やデータを業務に必要な範囲へ絞ります。多要素認証に対応している場合は有効にし、退職や異動の際はアカウントの停止・権限変更を速やかに行います。

公衆Wi-Fiと外出先での利用に注意する

安全性を確認できない公衆Wi-Fiでは、顧客情報や通話履歴を扱わない運用が基本です。外出先では、会社が管理するスマートフォンのテザリングやモバイルルーターを優先し、会社のセキュリティルールに従って接続してください。
やむを得ず公衆Wi-Fiを利用する場合は、会社が許可したVPNを使用し、パソコンのファイル共有機能やWi-Fiの自動接続をオフにします。
カフェや交通機関などでは、画面を壁側へ向け、必要に応じて覗き見防止フィルターを使用します。通話内容が周囲に聞こえない場所を選び、ヘッドセットを利用してください。顧客情報や契約内容を含む通話は、不特定多数がいる場所では避けます。

OS・ブラウザ・通話アプリを更新する

OS、ブラウザ、通話アプリ、ルーターのファームウェアは、提供元が案内する更新を適用します。サポートが終了したOSは、セキュリティ更新を受けられない場合があります。会社指定のセキュリティ対策を適用する際は、通話サービスとの動作条件を確認し、音声や接続に影響が出ないか試験運用で確かめます。

顧客情報・通話録音の閲覧範囲を制限する

顧客情報や通話内容から特定の個人を識別できる場合は、個人情報に該当する可能性があります。利用目的を定め、録音データの保存期間、閲覧できる担当者、ダウンロードの可否、削除方法を社内で決めてください。録音や顧客情報を個人の端末や私用クラウドへ保存しない運用も必要です。

事故時の連絡先と対応手順を決める

端末の紛失、不審なログイン、誤送信、録音データの漏えいなどが起きた場合に、誰へ連絡し、どのアカウントを停止するかを決めておきます。サービス提供会社、社内の情報システム担当、個人情報管理担当など、状況に応じた連絡先を利用者へ共有します。

参考:IPA「テレワークを行う際のセキュリティ上の注意事項」個人情報保護委員会「顧客との電話の通話内容は個人情報に該当しますか」

パソコンから電話をかける方法に関するよくある質問

Q. パソコンだけで電話をかけられますか?

クラウドPBX、クラウドCTI、パソコン対応のIP電話サービスであれば、スマートフォンを介さずに発信できる場合があります。ただし、サービスの契約、インターネット回線、マイクやヘッドセットなどは必要です。固定電話や携帯電話へ発信する場合は、電話番号の契約も必要になることがあります。
スマートフォン連携はパソコンから操作しますが、電話回線にはスマートフォンを使用します。

Q. 無料で電話をかけられますか?

同じ通話アプリを利用している相手との通話や、スマートフォンのかけ放題プランを使った連携では、追加の通話料金が発生しない場合があります。固定電話や携帯電話への発信には、通話料がかかることが一般的です。

Q. パソコンで電話を受けることもできますか?

スマートフォン連携や、着信機能のあるクラウドPBX・クラウドCTIを利用すれば、パソコンで電話を受けられます。発信専用のサービスもあるため、契約前に着信の可否を確認してください。

Q. 会社の電話番号を表示できますか?

会社番号での発信に対応したクラウドPBXやクラウドCTIを利用すれば、相手に会社の電話番号を表示できます。利用できる番号や市外局番の条件は、サービスごとに異なります。
DREAM CALL NEXTでは、03、06、050、0120、0800などの電話番号に対応しています。03や06などの市外局番を利用する場合は、登記住所や活動拠点に関する条件があります。

まとめ:利用目的に合った方法でパソコンから電話をかけよう

パソコンから電話をかける方法には、スマートフォン連携、通話アプリ・IP電話サービス、クラウドPBX、クラウドCTIがあります。

個人で少量の電話をかける場合はスマートフォン連携やIP電話サービス、会社の代表番号を複数人で使う場合はクラウドPBX、テレアポや営業電話を管理する場合はクラウドCTIが向いています。

法人で導入する際は、利用人数、発信件数、必要な電話番号、通話履歴の管理方法、料金体系を確認して選びましょう。

クラウドPBX・クラウドCTIの選び方をご相談ください

株式会社ドリームソリューションでは、代表電話向けのクラウドPBXと、テレアポ・営業電話向けのクラウドCTIを取り扱っています。「どちらが必要か分からない」「現在の電話番号を引き継げるか確認したい」「通話料金も見直したい」といった段階からご相談いただけます。利用人数、電話番号、発信件数、通話時間を確認し、運用に合うサービスをご案内します。