テレアポで使える例文を解説!トークスクリプト作成時のポイントやコツも紹介! - 株式会社ドリームソリューション

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2023/10/19

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テレアポで使える例文を解説!トークスクリプト作成時のポイントやコツも紹介!

テレアポで高い効果を発揮したい場合に用いられるのがトークスクリプト(例文)です。こちらを導入することで、テレアポの品質が向上するだけでなく、テレアポの結果がどうかのABテストが行えるなど、さまざまなメリットがあります。とはいえ、どんな例文を作ればよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。

今回は、テレアポで使えるトークスクリプトの例文を紹介するとともに、作成するコツや効果のあるテレアポの例文を作るためのポイントなどについて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

テレアポで使えるトークスクリプトの例文

早速、テレアポで使えるトークスクリプトの例文を見ていきましょう。

例文①:サービスの営業で使えるトークスクリプト

自分:もしもし、(会社名)と申します。お時間いただいてもよろしいでしょうか?

相手:はい、どうぞ。

自分:〇〇サービス(会社の商品名)は、お客様のビジネスをサポートするために開発された新しいソリューションです。お客様の課題やニーズに合わせてカスタマイズできる柔軟性が特徴です。ご興味がありましたら、詳しい説明や無料デモのご提供も可能です。

相手:興味があります。詳しく教えていただけますか?

自分:もちろんです。〇〇サービスは、効率的な業務プロセスを実現するためのツールセットを提供しています。例えば、タスクの自動化やデータの可視化など、ビジネスの課題に合わせた機能がございます。具体的なニーズやご要望をお伺いして、最適なソリューションをご提案いたします。

相手:それは興味深いですね。価格や導入方法についても教えていただけますか?

自分:もちろんです。価格や導入方法については、お客様の状況や要件によって異なりますので、まずはお客様の具体的なニーズをお伺いして、最適なプランをご提案いたします。詳細については、お打ち合わせの場でご説明させていただきます。

相手:了解しました。

自分:まずは、お客様のビジネスについて詳しくお伺いし、現在の課題やニーズを把握させていただきます。その後、お客様に合わせた提案やデモをご用意いたします。ご都合のよい日時をご提案いただくか、お電話もしくはメールでご連絡いただければと思います。

相手:了解しました。日程を調整して連絡いたします。

自分:ありがとうございます。お忙しい中、お時間いただきありがとうございました。どんなご質問やご要望がございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。失礼いたします。

このように、うまくいった場合には上記のトークスクリプトで問題ないですが、途中で断られる場合もあるでしょう。その場合は、以下のようなアプローチを試してみると電話をつなげることができるかもしれません。

  1. 理由を尋ねる: 「申し訳ありませんが、お断りいただいた理由をお聞かせいただけますか?」
  2. 懸念点を解消する: もし相手の懸念がある場合は、その懸念に対して具体的な回答や説明を提供しましょう。「何か不安な部分などございますでしょうか?」
  3. 他のアプローチを提案する: もし相手が現在のアプローチに興味を持たない場合、他の提案をすることも考えましょう。「御社にご利用いただいているサービスよりも当社製品のほうが〇〇円お安くなることはご存じでしょうか?」
  4. フォローアップの機会を提案する: 最後に、興味がなさそうであれば資料を届けることにつなげてみてください。「お忙しいところ失礼いたしました。当社のサービスは〇〇で御社に最適だと思われますので、資料だけお送りしてもよろしいでしょうか?」

以上のような方法があります。ただし、断られた場合には相手の意思を尊重し、無理に切り返そうとすることは避けましょう。相手の意思を尊重し、丁寧な対応を心掛けることが重要です。

例文②:顧客リストに使えるトークスクリプト

次に、自社の既存顧客リストに使えるトークスクリプトを紹介します。

自分:もしもし、(会社名)と申します。お時間いただいてもよろしいでしょうか?

相手:はい、どうぞ。

自分:〇〇サービスは、お客様のビジネスをサポートするために開発された新しいソリューションです。お客様のビジネスに合わせた特別なプロモーションをご用意しております。ご興味がありましたら、詳しい説明やご提案をさせていただきます。

相手:少し聞かせてもらってもよいでしょうか?

自分:ありがとうございます。例えば、お客様特典として、初回ご利用のお客様には特別価格での導入や、追加機能の無償提供などのプランをご用意しております。また、限定キャンペーンや期間限定の特典もございます。お客様のニーズやご要望に合わせたプランをご提案いたします。

相手:それは魅力的ですね。価格や導入方法についても教えていただけますか?

自分:もちろんです。価格や導入方法については、お客様の状況や要件によって異なりますので、まずはお客様の具体的なニーズをお伺いして、最適なプランをご提案いたします。詳細については、お打ち合わせの場でご説明させていただきます。

相手:了解しました。

自分:まずは、お客様のビジネスについて詳しくお伺いし、現在のニーズやご要望を把握させていただきます。その後、お客様に合わせて商品の割引などを検討させていただければと思います。ご都合のよい日時をご提案いただくか、お電話もしくはメールでご連絡ください。

相手:了解しました。日程を調整して連絡いたします。

自分:ありがとうございます。お忙しい中、お時間いただきありがとうございました。どんなご質問やご要望がございましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。

テレアポで例文を作っておくメリット

テレアポで例文を事前に作っておくことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、事前に例文を作っておく3つのメリットを紹介します。

新人でも安心してテレアポに対応できる

例文を作っておくことで、新人の方でも安心してテレアポに対応することができます。まったくテレアポに精通したことがない方でも、適切な表現やフレーズを理解でき、自信を持って対応することができます。

さらに、研修プログラムに例文を組み込むことで、基本的なスキルの習得がスムーズになり、より効果的なコミュニケーションを行うことが可能です。

会社全体のパフォーマンスが安定する

例文を共有し、社内で統一したテレアポを行うことで、会社全体のパフォーマンスが安定します。共通のフレーズやアプローチを使用することで、一貫性のあるメッセージを伝え、顧客からの信頼を得ることができます。

また、共通の例文でお客様と対応しているため、どの部分で問題が発生しやすいのかデータを取得することも可能です。

余裕が生まれる

例文を作っておくことで、テレアポの際にスムーズに話すことができ、余裕を持った対応ができます。

事前に準備されたフレーズや質問を活用することで、自然な流れで対話を進めることができ、相手に「どのように伝えれば伝わりやすいのか」という部分に注力できます。これにより、効果的なコミュニケーションが可能となり、顧客との関係を築くことが可能です。

テレアポ用の例文を作成するコツ【構成編】

次に、テレアポの例文を作成するコツについてみていきます。まずは、テレアポの構成の作り方についてみていきます。

挨拶

テレアポの最初には丁寧な挨拶を行いましょう。例えば、「こんにちは、お忙しいところ失礼します」や「はじめまして」など堅苦しくなく丁寧な表現を心がけることが大切です。

かえって「初めてのお電話失礼いたします」「突然お電話失礼いたします」といった堅苦しい表現を使うと、営業職が強く怪しまれてしまいます。まずは柔らかく挨拶をするのがテレアポのコツです。

安心訴求とつかみ

相手に安心感を与える言葉を使い、興味を引くつかみの一言を用意しましょう。まずは、安心感を与える言葉として「弊社は、創業十年来〇〇を販売してきました」というような信頼性のある実績を盛り込むことが重要です。この部分でお客様に安心感を与えることで、「怪しい会社ではない」と警戒心を解いてくれます。

また、興味を引くつかみの一言としては「ただいま、キャンペーン中でして〇〇様の業界特別特価でサービスを提供しています」などがあります。テレアポによって相手がどのようなメリットを得られるのかを伝えることで、強力なつかみとなるでしょう。

本題

本題では、実際の商品の特徴や魅力を伝えます。ここでは、長く訴求するのではなく、できる限り要点を絞ってわかりやすく伝えることが大切です。

例えば、「当社のサービスは〇〇という点で非常に便利です。また、お客様のニーズに合わせたカスタマイズも可能であり、業務内容によってフレキシブルに変更できます。実際に自社商品を導入したことによって〇%のコストカットになったという事例もあります。」というような訴求方法があります。

このように、サービスの特徴を具体的に説明することで、相手の理解が深まり興味を持ってもらえる可能性が高まります。

クロージング

クロージングでは、相手とのアポイントを取り付けます。日程について詳細を確認したりすることになります。その際、相手に合わせるのではなく、こちらから日程を2〜3提示するのがポイントです。相手がほかの手段を見つける前にこちらから声をかけておくことを意識しましょう。

また、もし日程調整が難しいといわれれば、「資料を〇日にお送りいたしますので、内容をもとにメールのアンケートにご記入いただいてもよろしいでしょうか?」と連絡先を好感しておくことで、相手の購買意欲を高い状態で維持できます。

テレアポ用の例文を作成するコツ【事前準備編】

次に、テレアポ用の例文を作成する際の事前準備段階のコツについてみていきます。

テレアポの目的を事前に考えておく

テレアポを行う際は、最初に明確な目的を設定しましょう。その目的に合わせて、具体的な例文を作成することが重要です。

例えば、商品やサービスの特徴やメリットを伝えるための例文を用意することで、相手に魅力を伝えることができます。また、質問やアポイントの取り付けなど、目的に応じた例文を用意することも有効です。

相手に合わせた複数のスクリプトを用意しておく

相手の背景やニーズに応じて、複数のスクリプトを用意しておくと効果的です。これにより、相手とのコミュニケーションがスムーズになり、関心を引くことができます。

例えば、相手の業界や役職に合わせた例文を用意することで、相手に対する理解を示し、信頼関係を築くことが可能です。さらに、相手のニーズや課題に対応した例文を用意することで、相手の関心を引きつけることができます。

それぞれのスクリプトを使い分けることで、より効果的なコミュニケーションを実現することができます。

トークスクリプトを常に改善し続ける

テレアポの成果を分析し、トークスクリプトを改善していくことは非常に重要です。適切な表現や問いかけを追加し、相手との対話をより良いものにするために継続的な努力を心がけましょう。

質問パートを準備しておく

相手の関心や課題に対応するために、事前に質問パートを準備しておくことが非常に有効です。これにより、相手の意見や要望を引き出し、より具体的な提案を行うことができます。

また、さらに質問の幅を広げることで、相手との対話を増やし購買率を高めることができるかもしれません。

効果的なテレアポの例文を作成するためのポイント

次に、効果的なテレアポの例文を作成するためのポイントについて2つみていきます。

ABテストを繰り返す

複数の例文を試し、効果のあるものを見つけるためにABテストを繰り返しましょう。新しいアイデアやバリエーションを試すことで、より効果的なテレアポの例文を見つけることができます。

例えば、異なる言葉遣いや表現方法を試してみたり、メッセージの構成を変えてみたりすることで、テレアポの効果が変わるかもしれません。

ABテストを行うことで、顧客の反応や応答率などのデータを収集し、より効果的なアプローチ方法を見つけることができます。ABテストの結果を分析し、成功した例文を採用することで、テレアポの成果を最大化していきましょう。

PDCAサイクルを回す

テレアポの結果を詳しく分析し、改善点を見つけるためにPDCAサイクルを繰り返しましょう。定期的な振り返りやデータの分析を通じて、テレアポの効果を最大化するためのアクションプランを立てることができます。

PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つのステップからなります。

まずは、テレアポの目標や計画を立てます(Plan)

計画通りに実際にテレアポを行います(Do)

テレアポの結果やデータを評価し、改善点を見つけます(Check)

改善点を反映させるためのアクションを実施します(Action)

PDCAサイクルを繰り返すことで、テレアポの効果を最大化し、営業成績を向上させることができます。

テレアポであまりよくない例文集

最後に、テレアポであまりよくない例文についても詳しく見ていきましょう。

営業感がにじみ出ている

相手に営業感を感じさせるような例文は避けましょう。例えば、「お時間いただきまして、誠にありがとうございます。早速ではありますが.…」といった表現は営業感がにじみ出てしまい、お客様が一歩引いてしまいます。

営業の目的は、顧客のニーズに対応することです。そのため、顧客の視点に立って、彼らが求めている価値や利益を強調することが重要です。

内容がわかりづらい

わかりやすく簡潔な例文を作成しましょう。具体的な事例や具体的な言葉を使うことで、相手が内容を理解しやすくなります。例えば、「当社の製品は高品質で信頼性があります」というよりも、「当社の製品は最新の技術を使用し、厳しい品質管理基準に基づいて製造されています。

また、お客様からのご意見やフィードバックをもとに、製品の改善に取り組んでいます」という具体的な情報を盛り込むことで、価値を高めることが可能です。

相手の情報をまったくリサーチしていない

相手の情報を全くリサーチしていないことは大きな問題です。相手の背景や関心事を調査しなければ、相手は「まったく理解してくれていない」と不信感を覚えてしまうことになります。

また、テレアポにおいては相手の情報を把握することによって、彼らのニーズや要望に合わせた提案や解決策を提供することが可能です。リサーチには時間がかかりますが、最低限Webサイトを確認するなど、怠らずに行い、相手の情報を把握することが大切です。

まとめ

今回は、テレアポで使えるトークスクリプトの例文や作成時のコツ、効果の高いテレアポの例文を作成するためのポイントなどについて紹介してきました。テレアポの例文を作ることで、テレアポの成果が左右されるといっても過言ではありません。今回ご紹介した内容も参考に、ぜひテレアポの例文を作ってみてください。

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