2017/03/10
通信料削減・秒課金サービス
法人企業の固定電話料金のコスト削減方法 通話料金編
毎月必ずかかる電話料金、月によって予想より遥かに大きな請求が来て驚くこともあると思います。理由は様々ですが、電話営業に力を入れた月だったりすると、知らぬ間に金額が膨れ上がります。
法人企業様でテレアポ(営業電話)の発信が多い場合は、使えば(発信)使う分だけかかります。
この点を見直しすることで、大幅なコスト削減が図れる場合がございます。具体的な数字も出しますのでぜひ御社の参考にして下さい。
【固定電話のキャリア別に比較し、費用を削減しよう】
現在、固定電話の大手通信キャリアといえばNTT、ソフトバンク、KDDIですが、当然各社で料金体系が異なります。
■NTTの料金をチェック
NTTで言えば、アナログ回線・ISDN回線の料金体系は固定電話への発信で、
- 市内通話は一律3分8.5円
- 県外通話は距離に応じて、10円単位で話せる秒数が異なる
となっています。
Bフレッツへの加入の企業様であれば光電話というサービスもあり、こちらは市内通話・県外通話距離にも関係なく全国一律3分8円という料金体系です。
■ソフトバンクの料金をチェック
ソフトバンクのおとくラインという直収電話サービスは個人向けの提供はなく、企業様向け(事務所用)となりますが、全国一律3分7.9円と、NTTの光電話より1コールにつき0.1円安い料金設定となっています。
■ソフトバンクとKDDIの利点
また、ソフトバンクとKDDIは同一キャリアへの固定電話から携帯電話への通話が無料といったオプションもございます。
つまり、
- ソフトバンクの固定電話からソフトバンク携帯への通話が無料
- KDDIの固定電話からau携帯への通話が無料
ということになります。
ですので仮に社用携帯がソフトバンク契約の場合、固定電話もソフトバンクであれば固定電話からの社員への連絡が無料になりますので、だいぶ費用の削減になりますね。
※携帯電話へ発信した場合の料金体系はどのキャリアも1分課金となり、15.5円~17.5円と固定電話に比べ割高です。
【企業の固定電話の通話料金区分チェック】
次に「発信が多いのか、着信が多いのか」をチェックし、またどのように発信しているかの分析を行いましょう。
- 通話分析①
固定電話向けに発信が多いのか、または携帯電話向けに発信が多いのか。 - 通話分析②
固定電話向けの発信で、どの地域に発信が多いのか。 - 通話分析③
どのくらいの回数、そして時間で通話しているのか。
今回は通話分析③に着目してみます。
■固定電話の通話の長さに注目して下さい
個人宅・企業様にいわゆるテレアポと呼ばれる営業電話をしているのか、既に取引のある個人宅や企業様への電話が多いのかで1コールあたりの話す秒数に大きく開きがあります。
当然、取引のある個人宅や企業様宛の電話であれば面識・付合いがあるので話す秒数は長いですが、テレアポ(営業電話)であれば大半が何かの商品・サービスのご案内の営業ですから1コールあたりの秒数も短くなります。
前半でご説明したような「一律3分/8円」といった料金体系の場合は、1秒で電話が切れようが30秒で電話が切れようが、必ず1コール8円はかかってしまいます。
テレアポは電話をかけては切り、またかける…ということを繰り返しますので、無意識のうちに費用はかなりの金額に上っています。
つまり、テレアポをしている企業様にとって3分課金という料金体系では損することになりますね。
■3分徴収されない秒課金システムで費用削減
秒課金というサービスは通常の「3分を基準とした課金システム」とは異なり、1秒につき○円という課金方式のシステムです。
短時間の発信を繰り返すテレアポ業務を行なわれている企業様には最適な、短い通話に特化したサービスで、通話料金も大幅に削減できます。
【固定電話の費用削減の確認事項まとめ】
電話料金は毎月発生する経費となりますので、自分の会社がどのような使い方をしているのか確認し、発信が少なければ基本料金(固定費)の安い電話サービスを探す。
発信が多く、携帯電話向けに発信が多い場合は携帯電話の単価の安い電話サービスを探す。
固定電話向けに短い通話が多い場合は分課金より秒課金の電話サービスを探すことで毎月発生する通信費を削減できることになります。
ドリームソリューションでは秒課金サービスのご提供はもちろん、企業様の通話状況全般を分析させて頂き、最適なプランのご提案も行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
※こちらの記事は2017年3月時点の内容となります。
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